経営者なら絶対に極めたい、業績管理のポイント
FX4クラウドの[変動損益計算]で未来会計を行う
FX4クラウドは、[変動損益計算]が自動作表される機能があり、さらに、「どこをどういう観点で見ればよいのか」というアシストが画面上に表示されるという機能も備わっています。
変動損益計算書は、経営者が業績管理をする際に役立つ資料です。
この機能を活用することで、業績向上のための観点・管理がわかるようになります。
固変分解については科目別でしか区分できませんが、それでも固定費管理などには威力を発揮するでしょう。
また、変動損益計算書がマッチする場合には、当期決算(着地点)先行き管理などもFX4クラウド上で可能となり、決算対策などの検討をいち早く行うことができます。
[変動損益計算]は、【未来会計】ができるのが特徴です。
ぜひFX4クラウドで、会計システムを過去会計としてのみではなく、未来会計ツールとして活用していきましょう。
FX4クラウドの[部門別予算策定システム]で計画策定を行う
FX4クラウドは、部門別予算の“複数”登録が可能です。
金融機関への提出済予算や、社内目標予算、必達予算、社長夢予算などいくつかを使い分け、それらを実績と比較しながら業績管理していくことができます。
[部門別予算]は、当期・翌期で登録でき、読込用ファイルからの一括読込も可能です。社内でオーソライズされた予算を一括読込して活用するのにも役立ちます。
平成30年2月からは、[部門別予算策定システム]により、さらに予算策定の社内業務フローを電子化することが可能になりました。
FX4クラウドの[配賦計算]で生産的な共通費配賦を行う
本社経費や複数部門に共通する経費等が発生した場合、そのままでは各部門の業績を正確に評価することができないので、何らかの配賦基準により各部門へ配賦することがあります。
配賦基準については、以下のようなものが考えられます。
- 共通部門の変動費……各配賦対象部門の【当月売上高】など
- 共通部門の人件費……各配賦対象部門の【人員数】など
- 共通部門の固定費……各配賦対象部門の【操業時間】など
- 共通部門の設備費……各配賦対象部門の【床面積】など
FX4クラウドは、これら共通費の自動配賦ができます。配賦マスターを設計しておけば、毎月の作業は[配賦計算ボタン]押すだけですので、とても生産的です。
複数の共通部門を設定し、各共通部門に配賦先部門や配賦基準を細かく設定することができます。
また、配賦基準として、従業員数や床面積などの【非財務情報】を指定することも可能なので、柔軟な配賦ができます。
注意点は、あくまでも、管理会計の機能として[変動損益計算書](部門別利益管理表)画面に表現されるもので、決算書と連動する勘定科目残高には反映しません。
反映させるためには、能動的に配賦仕訳を切る必要があります。
また、[共通費配賦]機能を使わずに、[MR設計ツール]を利用して、Excel上で配賦計算をすることも可能です。
[MR設計ツール]で簡単に抽出できるうえ、Excelですので計算過程が見やすく、さらに結果を各部門に配賦仕訳し勘定科目残高に反映することが可能です。
なお、FX4クラウドに入力しておけば、【非財務情報】も[MR設計ツール]により簡単に抽出することができます。